ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.5.7 02:13ゴー宣道場

「ゴー宣道場」アンケート回答3


53日(木曜)、第72回「ゴー宣道場 拡大版」の

アンケート回答、第3弾。これでおしまいです。

トッキーがこれでも絞ったと言ってたが、すごい分量

だった。

参加してくれた人たちの熱心さに感謝します。

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◆えだのんが来るとは思っていなかった為、驚きました。

そして山尾さんとえだのんの方向性も同じだとわかり

安心しました。

井上達夫さんの話は初めてでしたがゴー宣の味方に

なってくれそうで嬉しく思いました。

ここでの議論がTVや普通の生活の中でもできたら良い

と思います。

(千葉県・女性・OL)

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そうだね。立憲的改憲はまだ先端にいる。

一般に拡大、浸透しなければならない。

しかし「憲法」を持つ国民なら常識のはずだけどね。

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◆コスタリカの憲法を護憲派は持ち上げているが、

軍の配備も憲法の改正権も人民にある、ということで、

むしろ日本も見習いたいと思いました。

伊勢崎先生の言われた、平和時にアメリカの戦争に

NO!と言えないのは日本だけという事実は悲しいです。

国際法違反をしてまで戦争をし続けるアメリカに、

これ以上ついていかないためにも憲法改正は必要です。

(東京都・51歳男性・自営業)

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アメリカは戦争する。これ宇宙の定理。

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◆伊勢崎先生のお話は衝撃的でした。

1.ジブチの話(一般過失を裁く法律すらないこと…)

2.自分に全権を与えてくれたら日米地位協定の

改定交渉は一週間でケリをつけるというお話

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伊勢崎氏もいいキャラしてるよね。

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◆日米地位協定にしても、今の憲法がある限り改善する

ことはできないという伊勢崎先生の発言に驚きました。

これは専門家のあいだでは公知なのでしょうか?

(東京都・42歳男性・会社員)

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伊勢崎氏は地位協定改正の方が先と言ってたと思うが、

今回初めて憲法92項を変えないと難しいと言った

んじゃないかな。

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◆伊勢崎さんのお話の「自衛隊の自殺者が多い理由」を

聞いて、はっとしました。

とても残酷なことをしているなと思いました。

(神奈川県・36歳女性・会社員)

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無理を強いているのは国民。

特に護憲派は教条主義的な自己満足のために自衛隊に

無理を強いている。

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◆井上氏のコスタリカ憲法の実態についての話と、

それを誤解して称賛する護憲派の欺瞞。

伊勢崎氏による自衛隊の国際法上の問題点の指摘。

さらによしりん先生と山尾議員による日本の

集団的自衛権がどこまでも暴走しかねない実情の話。

自分が漠然と抱いていた「平和国家日本」というのは、

只の幻想だったのだと思い知らされました。

幹部自衛官の国会議員に対する暴言事件について、

自衛官を擁護する意見の多さに違和感しかなかった

ので、伊勢崎氏の口から「クビにするのが文民統制」

という発言には安心しました。

自衛官への扱いを改善するのは当然ですが、伊勢崎氏

の仰る通り、「暴力」を独占する集団を制御する事に

ついて、逃げず恐れず向き合って議論していくことが

重要なんだと痛感しました。

(群馬県・37歳男性・アルバイト)

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「クビにするのが文民統制」とまで、はっきり言った

伊勢崎氏は立派だ。

戦前なら公然と軍部に盾突いたようなものだ。

そこまで言わなかった自分を恥じたよ。

さすがに戦場で部族に武器を捨てさせた伊勢崎氏は

肝が据わっている。

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◆ジブチの地位協定の話が象徴するように日本に

主権が無いこと(まともな憲法がないこと)で他国に

派遣した自衛隊員自身に罪を押しつけることになって

しまうことや派遣された国の国民を欺くことになって

いることがよくわかった。

このままではいけないと思う。

(神奈川県・48歳男性・会社員)

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ハンパな国のくせに米国のマネして恥ずかしいな。

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◆長谷部さんだけでなく、最新の「金曜日」でも

藤井さんという憲法学者が山尾さんのことを批判して

いました。

護憲派に影響力の強い雑誌なので、無視できない

のではないか?

(愛知県・65歳男性・小学校教員)

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読んで見なきゃいかんな。

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◆大変おもしろかったです。枝野さんがあそこまで

ふみ込んで話された事が、ビックリしました。

あの考え方であれば、将来、政権をとっても安心できる

と思いました。

立憲的な改憲が実行され、女性皇族も作れ、立憲民主党が

政権とれば将来の日本は更に大きくなるような気がします。

(神奈川県・48歳男性・ケアマネジャー)

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あの福耳は強いよね。

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◆立憲的改憲論に魅力を感じて参加しました。

ゴー宣について全く知らなかった初心者です。

もっと素朴な、国民の感情に忍耐強く対してほしいと

思いました。

憲法9条を「殺し、殺さない」日本を守る防波堤として

とらえてきた多くの国民にとって、立憲的にしろ、

「改憲」によって軍隊を持つことは、「殺し、殺される」

ことを受け入れることに他なりません。

そこを明確にしてほしかった(とくに山尾議員)。

それが真実であればそれが必要な理由をていねいに説明し、

いわゆる「護憲派」にそのハードルを乗り越えさせて

ほしい。

そうしなければ、立憲主義のもとに大きな力となって

集うことはできないと思います。

護憲派に対する攻撃が目立ちましたが、そのように分裂

していては、安倍政権への大きな対抗勢力にはならない

と思います。

とはいえ、国民の草の根からオープンに話し合って憲法

を作ろう、という姿勢に好感を持ちました。

護憲派の、9条に触れることはタブー、という態度には

もうついていけないので。

ただ、それだけに山尾案での軍隊の位置づけをもっと

明確に、タブーなしで、発信してほしいです。

(千葉県・60歳女性・無職)

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我々が護憲派にイラつくのは、今の憲法を「聖書」に

して、宗教にしてしまっているからです。

宗教に嵌った人に理屈や理論や現実は通用しません。

あなたは自分の脳で考える人のようですから期待できる。

ただし、軍隊を持てば、「殺し殺される」国になる、

軍隊を持たなければ、「殺し殺される」ことはないと

思い込んでいます。

それではチベットをごらんなさい。

軍隊がないがために、中国軍に侵略され、ダライラマは

国外に逃れ、宗教の自由や言論の自由を許されず、

漢民族が流入して、民族浄化が進んでいます。

軍隊がないということは、属国になる、主権を失う、

沖縄を犠牲にする、武力を背景にした外交では必ず

負ける、さらに侵略され、民族浄化され、日本人は

いなくなる・・・命さえあれば奴隷でOKと認める

ことです。

軍隊があってこそ、国の独立は守られ、殺し殺される

こともなくなるのです。

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◆枝野議員の「立憲民主党は護憲ではなく立憲的改憲の

党です」という宣言を聞けて非常に幸運でした。

護憲派の支持者のほうを完全に向いてしまったのかと

思っていました…。

それと山尾議員の改憲案が夏までに出るとのご発言。

立憲的改憲の第一弾の案をとても楽しみにしています。

(東京都・42歳男性・アルバイト)

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8月の「ゴー宣道場」で検討できるかもしれません。

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◆今回のように、多数の人が参加できる集いも企画して

欲しい。

そして、多くの方が参加できるようにして欲しいです。

立憲主義を広めるには、どんどん集いを企画して

知ってもらうことが大切だと思います。

もっと「発信」すべきです。

(東京都・67歳男性・社会保険労務士)

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誰かが運営をやってほしいよね。

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◆初めて参加しましたが、師範方、ゲストの皆様の

熱意に圧倒されました。

ただでさえ専門的になりそうなお話を、自分の様な

一般のものでもわかるようなお話をしてくださって

非常に好感を持ちました。

参加して本当に良かったです。

(埼玉県・26歳男性・会社員)

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初めて参加した方のこの感想は嬉しい。

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◆コスタリカについての日本での誤った認識は、

スイスのそれと似ていると思いました。

スイスも永世中立国ばかりが独り歩きして、

スイスが徴兵制と核シェルターを完備していることを

知っている日本人は乏しいと感じています。

シリアの米英仏の空爆については、私もニュースで

国際法違反だと思っており、日本ではまだ

「米英=正義」という見方や国際法的見地が足りない

と感じました。

それは、日本人が真の世界の主体という自覚がない

ことの表れだと思います。

日本人には国際法は大国への「武器」という考えを

持ってほしい。

徴兵制の存在意義は、国民の国防に対する当事者意識

を作るためというのは納得のいく説明だと思います。

また、専門家以外は憲法を語るべきでないとの

長谷部氏の考えは、あらゆる議論を封殺してしまう

ものであり、より一層議論が硬直してしまい国民の

思考を奪う結果となると思う。

憲法についての違憲審査には何より人事制度が肝で

あるとの指摘はとても同意します。

どんな制度も人事とカネを誰が握るかが重要になって

くると考えられます。

山尾氏の「立憲主義は国民からの権力への挑戦だ」と

いう発言は胸に刺さりました。

法の支配を信じ、国民がそれを守るという意志なくして、

社会は安定しないと感じられました。

立憲的改憲とは一人一人が自分の憲法観を持つこと

なのではないかと思いました。

(千葉県・22歳男性・地方公務員)

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「日本人には国際法は大国への「武器」という考えを

持ってほしい。」いい言葉だ。

山尾氏の「立憲主義は国民からの権力への挑戦だ」と

いう言葉もいい。

これを政治家が言うところが立派だな。

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以上で終わります。

メチャ多かったな。

次回の「ゴー宣道場」は610日、福岡で開催。

その前に関東の人は、62日、「SPA!」主催の

「ゴー宣道場」が開催されます。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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